トップダイビング用語/お


ダイビング用語

   
 
   
英数

お

縦隔洞気腫【おうかくどうきしゅ】

肺の過膨張傷害の一種。肺胞が破裂したことによって胸郭の中心部分に空気が溜まる障害。縦隔胴に溜まった空気が、心臓や血管を圧迫して循環の妨げになる場合もある。呼吸を止めず、ゆっくりと浮上することで簡単に避けることができる。

黄化個体【おうかこたい】

同じ種類のものなのに個体によって体色が全く違うものが魚の世界では結構な頻度で存在する。中でも基本はモノトーンの魚が黄色い体をしているということが多いことから、体色変化のもっともポピュラーな例として普及したのがこの言葉。なぜ体色が変わるのか、理由は定かでない。

オウンリスク【おうんりすく】

英語で綴るとOwn risk。直訳すると自己責任。レジャーダイビングはレジャーという性質上ダイバー各々の身の安全は他人任せでなく自身で確保するという原則。

大潮【おおしお】=Spring Tide

月と太陽の引力によって起こる潮の干満差が大きい。太陽と月が一直線に並び、引力が最大になる満月の時と新月の日がこれに当たる。//月と太陽の引力に応じて起こる潮の干満の中でもっとも干潮時と満潮時の水位差(干満差・潮位)の大きい状態のこと。太陽と月が一直線上に並び、引力が最大になる満月と新月の日がこれに当たる。潮流が強まったり、魚の動きや水のクリアさに影響がでるため、ベテランダイバーにはこれを気にする人が非常に多い。

オーバーウエイト【おーばーうえいと】

適正量よりも重めにウエイトを装着して潜ること。写真を撮る人には沈み気味のほうが体が安定するからと、わざとオーバーウエイトにする人が多いが、問題はビギナーによく見られるケース。潜降しづらくてウエイトをたくさん付けるというヤツだ。エアー消費に無駄が多くなり、頻繁にBC内の空気を出し入れしなくてはならなくなるので、あまり感心しない行為。//ウエイトが重過ぎる状態。疲れて息切れの原因になる。経験を積で、自分の適性ウェイトを早く把握する様にしたい。なお、インストラクターなどは講習時には体を安定させるために、またベテランの写真派ダイバーは写真撮影時に体を安定させるために、意図的にオーバーウェイトでダイビングすることもある。

オーバーハング【おーばーはんぐ】

水中の岩や根が大きく削られエグラレた地形のこと。//岩の壁が一部分前に突き出してひさしのような形になっている箇所のこと。魚たちの恰好の隠れ家になっていたり、サンゴ類が彩っていたりと、景観だけでない見所いろいろの箇所になっていることが多い。

オーバープレッシャーリリースバルブ【おーばーぷれっしゃーりりーずばるぶ】

浮力体の破裂を防ぐために自動的にBC内部のエアを排出するバルブ。BC内のエアが過剰になり内圧が高まると作動する。

オーバーヘッドダイビング【おーばーへっどだいびんぐ】

テクニカルダイバーが行う、ケープやアドバンスレックダイビングなどの頭上に自由空間の無いところでのダイビング 。

オーバーホール【おーばーほーる】

器材を分解し、点検や手入れをすること。とくにレギュレーターは水中で故障したら一大事になる器材なので、できるだけこまめにチェックするのが望ましい。一般のダイバーなら最低でも年1回は専門業者に依頼しよう。//Overhaul(略してOH)。ダイビング器材を定期的に分解、洗浄、組立、調整すること。定期的にOHしないとメーカーによっては保証パーツが有料になったり、PL法の関係で年一回OHしてないとメーカー保証してくれないこともあるので年一回は受ける様にする。全然使ってなくても特にOリング等のゴムでできている部品は空気に触れているだけで劣化する。OHして部品の交換をする必要がある。

オープンウォーターダイバー/ow【おーぷんうぉーたーだいばー】

Cカードの初歩ランクであるオープンウォーターダイバーの略称。//平たく言うと“海洋”のこと。日本ではダイビング=海に潜ることという認識だが、諸外国では他にも湖や地下水域など様々なフィールドが海に負けないほど浸透しているケースも多い。そこでフィールドを分ける言葉としてこうした言い方が取られているわけだ。

オープンサーキット【おーぷんさーきっど】

開放回路式スクーバ。我々が通常のレジャーダイビングで使用しているスクーバシステム。タンクの空気を吸い、排気を外部へ全て捨てるスクーバシステム。

大物【おおもの】

数字にすればおそらく50cm以上のサイズを持つ大型魚や海洋哺乳類がこれに当たるのだろうが、たとえばナポレオンを大物ととらえるかどうかなど、定義は人それぞれ。間違いのないところとしては、そうどこででも、簡単に会えるというわけではない大きな生物-イソマグロ、ハンマーヘッドなどの大型のサメ、タマカイ(巨大ハタ)、マンタ、マンボウなどといったことになるだろう。バラクーダのような大型魚の“大群”を大物と考えている人も少なくないようだ。ちなみにジンベイザメやクジラといった滅多やたらには見られないものには“超”を付けることが多い。

オーラルインフレーション【おーらるいんふれーしょん】

タンクのエアを使わずに口からBCD内にエアを注入すること。BCDの排気ボタンを押しながら息を吹き込む。

オーラルインフレーター【おーらるいんふれーたー】

BCに付いている、口から空気を送ってBCを膨らませるための空気出入り口のこと。通常はボタン操作ひとつでタンクから自動的にエアーを送れるパワーインフレーターだけで事足りるが、万が一エア切れになった時にそのありがたみを痛感するという盲腸のようなシロモノ。

Oリング【おーりんぐ】

ダイビング器材やカメラ機材の随所に使われているゴムの円形パッキングのこと。小さなものでは直径数ミリしかないこの何でもない一個のリングが、水の浸入を防ぐ上でスーパーマンの役割を果たしてくれる。//ダイビング器材やカメラ機材の随所に使われているゴムの円形パッキングのこと。小さなものでは直径数ミリしかないこの何でもない一個のリングが、水の浸入を防ぐ上でスーパーマンの役割を果たしてくれる。

オールインクルーシブ【おーるいんくるーしぶ】

カリブ海、中でもジャマイカが発祥とされるリゾートホテルの料金システムで、今では世界各地に広がりつつある。“all-inclusive”(すべてが含まれる)という意味の通り、宿泊料金に食事からスポーツメニュー参加費までリゾート内でかかるあらゆる料金が含まれている。ジャマイカのオールインクルーシブリゾートではチップさえ不要なくらい。リゾート内のサービスで潜ればダイビングも無料というありがたい制度だ。

陸酔い【おかよい】

荒れている海でボートに長時間乗って揺られたために、平衡感覚が乱れ、船を下りた後も体が揺れているような感じがしたり、めまいがする現象。かりに海が全く荒れていなくても、何日間も船旅をした後には起こることがある。

沖出し【おきだし】

沖に向かって流れる潮流のこと。万が一これに乗って流されてしまうとどんどん陸から遠ざかっていく形となるため、危険度の高い流れと言われる。

置き針【おきばり】

水深計に付いている針で、もっとも深く行った場所で停止するようになっていることから、エキジット後一目でそのダイビングの最大水深がわかる仕組み。次に潜る前にはゼロの位置に戻し忘れないよう。

オクトパス【おくとぱす】

予備のセカンドステージを縮めて、オクト【俗称】という。今やオクト装着は常識といえる。//オクト:予備のセカンドステージ=セイフティセカンドの俗称・オクトパスを縮めて言う言葉。エア切れになったダイバーに空気をあげる以外にも、自分のセカンドステージにトラブルが生じた際の代替としての役割りも果たしてくれるので、滅多に使うことはないとしても装着するのが当たり前になっている。いわば“保険”的存在だ。

オクトパスブリージング【おくとぱすぶりーじんぐ】

エア切れになった時、一緒に潜っている人のオクトパスを使って1本のタンクから2人で呼吸しながら浮上する方法のこと。かつてはひとつのセカンドステージを交互に咥え、呼吸しながら上がる“バディブリージング(略称バディブリ)”が必須スキルだったが、オクト装着が常識となった現在ではバディブリの必要性はかなり減少している。

お花畑【おはなばたけ】

各種サンゴやウミシダ、ウミトサカ、イソバナなどの色・形様々な植物に似た生物が群生し、カラフルこの上ない場所を表現する言葉。世界中にあまたあるコーラルガーデンという名の場所などはその端的な例だ。沖縄ケラマにはトゲトサカが一面に群生するその名もズバリ“お花畑”というポイントもある。

オフショア/Off Shore【おふしょあ】

岸から海に向かって吹く風のこと。陸風とも呼ぶ

オプチカルレンズ【おぷちかるれんず】

近視用の一体成型のレンズ。(=度付きレンズ、コレクティブレンズ)//ダイビングマスクの視力矯正用レンズのこと。近視、遠視、乱視、老眼などの矯正が可能。

オプティカルレンズ【おぷてぃかるれんず】

視力矯正(度入り)レンズ。マスクのガラスは通常は強化ガラスだが、視力の悪い人が強化ガラスの代カわりに使う。

オペレーター【おぺれーたー】

直訳すると運転者もしくは運営者。もっとも頻繁に耳にするのはダイビングボートの操船者の意味だが、ダイビングツアーや船旅の運営会社のことをこう呼ぶのも一般的となっている。

オペロンジャージ【おぺろんじゃーじ】

ウエットスーツに使われている代表的な布地の種類。ジャージ生地の一種だが、光沢があり、発色がいいのが特色。

オリエンテーション【おりえんてーしょん】

ゲストがそのダイビングをする場所が初めての場合にポイントの見どころや説明、緊急安全手順などを説明するブリーフィング。//ゲストがそのダイビングをする場所が初めての場合にポイントの見どころや説明、緊急安全手順などを説明するブリーフィング

親ビン【おやびん】

エアーチャージの際に使われることがある巨大タンクの俗称。高圧空気を大量に詰めておき、ここから各タンクに空気を詰めていくという寸法だ。親タンと呼ばれることもある。

オンショア/On Shore【おんしょあ】

海から岸に向かって吹く風のこと。海風とも呼ぶ