トップダイビング用語/え


ダイビング用語

   
 
   
英数

え

エア切れ【えあぎれ】

潜水中にタンク内の空気を使いきってしまう緊急事態のこと。タンク内のエアーがゼロになる、あるいはそれに近い状態になること。きわめて好ましくない状態であるのは言うまでもない。ちなみにこういうスラングでは、エアーと伸ばさずエアと言うのが、なぜかパターン。

エアーエックス/AIR-X【えあーえっくす】

アラジンAIR-Xのこと。トランスミッタで電波で飛ばす事によりタンク残圧をリストコンピュータに表示できる。エアのコントロールに役立つ反面、ちょっとしたことでアラートがでるため騒がしい、感がある。

エアーエンボリズム【えあーえんぼりずむ】=空気栓塞症 (くうきせんそくしょう)

息を止めて浮上をした場合におこる肺の過膨張障害の一種のこと。浮上中は周囲の圧力が減少するため肺の中の空気が膨張し、息を止めることで膨張した空気が逃げ場を失い、肺胞を圧迫した結果肺胞が破裂し、破壊された毛細血管から空気が血液に流れ込み血流を止める障害のこと。ひどい場合は死に至ることもある。ダイビング中は絶対に息を止めず、決められた浮上速度を守ることが予防になる。//緊張や驚きのため無意識に呼吸を止め、そのまま浮上してしまうことによって起こる肺の過膨張障害。エアーエンボリズムというのは破れた肺から空気が血液に混ざり、血流にのって心臓から脳に流れ、脳の動脈を詰まらせた結果として生じる症状に付けられる診断名です。//エアーエンボリズムの略称。浮上中に呼吸を止めたり、浮上のスピードが早すぎたことで起こる肺の膨張による損傷のこと。重傷になると喀血したり、命にかかわるケースも出てくるが、浮上のルールを確実に守ることで簡単に防げるので、浮上中は決して気を抜かずに。

エアーが早い【えあーがはやい】

タンク内の空気の消費量はもちろん潜る水深によって左右されるわけだが、それ以外の体格や呼吸のピッチ、ダイビングスキルといった個人差でもかなりの違いが出てくる。そうした何らかの要因で平均よりもエアーの持つ時間が短い人のことを「あの人はエアーが早い」と表現する。また、体調や水中の状況によっていつもより消費のピッチが早い時などにも「今日はエアーが早い」といった言い方をする。

エアーガン【えあーがん】

レギュレーターの中圧ホース(Pちの項参照)の先に付けて使用する、タンク内の高圧空気を利用して水滴を吹き飛ばすための小さな空気穴があいた小道具。当然ながら水滴を嫌うカメラやビデオ使用者に愛用者が多い。

エアースリー/AIR-3【えあーすりー】

ハリサンから発売された、ダイブホーン付オクトパスインフレーター。

エアーチャージ【えあーちゃーじ】

タンク内に高圧空気を充填すること。単に「チャージする」とも言う。チャージ係と言えば、タンク小屋にこもってひたすら長時間充填を行なうスタッフのこと。大体は若手の修行のひとつになっている。

エアーツー/AIR-2【えあーつー】

スキューバプロから出ているオクトパスインフレーター。86年に初登場。オクトパスの機能とインフレーターの機能を組み合わせた世界初の画期的なモデル。二つの機能を持っているためホースを一本少なく出来るので初心者向き。

エアードーム【えあーどーむ】

水中洞窟(ケーブ)の中にある空間のこと。水中にある穴やトンネルの一部に水に浸かっていない天井部分があって、水面から顔を出して空気を吸えるようになっている場所。有名なものとしてはパラオのシャンデリアケーブや沖縄本島の辺土岬ドーム、宮古島のスネークホールなどに存在している。ちょっと異色のダイビングが体験できる異次元空間だ。

エアー漏れ【えあーもれ】

多いのが、タンクバルブのOリングの部分からの漏れ。必要以上に神経質になるのは、ビギナーダイバーによく見られる。//器材から本来は漏れることのない空気が漏れている状態のこと。もっとも一般的なのはタンクバルブからのエアー漏れだが、かすかに漏れている程度ならダイビングに支障のないケースがほとんど。必要以上にエアー漏れに神経質になるのは、いかにもビギナーに見られることも。//多いのが、タンクバルブのOリングの部分からの漏れ。必要以上に神経質になるのは、ビギナーダイバーによく見られる。

曳航【えいこう】

溺れているまたは疲労ダイバーを、処置が施せる場所まで(引っ張り・押し)ながら水面を泳ぐレスキューテクニック。//溺れている、意識がないなどのトラブルに陥っているダイバーを、処置が施せる場所まで仰向けの状態で引っ張って水面を泳ぐレスキュー・スキルのひとつ。時には途中で人工呼吸をからめるなどの高度な技を要求される場合もある。

エキジット【えきじっと】

ダイビングを終了して水から上がること。船でも、浜でも、上がる場所の状態によってそれに応じたスムーズで効率のいいやり方というものがある。ただ上がればいい、というものではないのだ。

エキジット時間【えきじっとじかん】=潜水終了時間

ダイビングをした後に海からでることをエキジットといい、その時間をエキジット時間(潜水終了時間)と言います。

エキゾースト【えきぞーすと】

排気のこと全般を指す。たとえばレギュレーターの排気口はエキゾーストティー、ダイバーの吐いた空気の作る泡はエキゾーストバブル。エグゾーストという表記が使われることもある。

エキゾーストカーテン【えきぞーすとかーてん】

ダイバーが大勢潜っている時に水中に排気の泡が大量に立ち上り、まるで泡のカーテンができたかのようになる現象のこと。ソーダ水の中を泳いでいるような清涼感があるが、魚が見えなくなる難点も。

エクセス【えくせす】

飛行機に預けることのできる荷物の数や重量は航空会社やシートクラス、路線ごとに定められている。その制限を超えた量の機内預け荷物のことを超過荷物=エクセスバゲージと言い、超過料金=エクセスチャージを請求される。重たい器材と共に旅をするダイバーには、かなりの頻度でつきまとう頭痛の種でもある。

エグゾーストティ【えぐぞーすとてぃ】

ダイバーが吐き出したエアを、視界の妨げにならないように左右に排出する排気穴。

エグゾーストバルブ【えぐぞーすとばるぶ】

排気バルブ

エグゾーストボタン【えぐぞーすとぼたん】

BC内のエアを排出するためのボタン。インフレーターホースの先端に取り付けられている。

エコダイブ【えこだいぶ】

水中に与えるダメージを最小限に抑える、自然保護への配慮を重要視した潜り方のこと。欧米人主流のエリアで一般的となっており、アンカーを打たない、グローブを着用しない(=水中で生物に触らない)、海底に降りないなど厳密なルールが定められている。

エコロケーション【えころけーしょん】

イルカやクジラの仲間が持つ特殊能力で、音波によって距離や対象物の大きさ・形を計る超能力的な力。

エボシ【えぼし】

正式名はカツオノエボシ。電気クラゲの俗称があるようにきわめて強い毒性を持ち、これに刺されると最悪の場合は死に至る。カツオの群れとともに目撃されることが多いことが和名の由来だそうだ。ちなみに英語ではポーチュギーズ・マン・オブ・ワー(ポルトガルの戦艦の意)と呼ばれている。

エマージェンシーグッズ【えまーじぇんしーぐっず】

緊急時に役に立つ器材や道具、アクセサリーの総称。酸素吸入器から海面着色剤、薬品にいたるまで様々なカテゴリー・種類があり、ひとつでも多く揃えればイザという時にそれだけ助かるという寸法。

沿岸流【えんがんりゅう】

ロングショアカレント。岸に対して垂直ではなく、角度をもって波が押し寄せてくるとき、その岸に沿って平行な方向に起こる流れ。寄せてくる波が大きいほど、その波の岸に対する角度が大きいほど、さらに岸が切り立っているほど沿岸流は遠くなる。岸の近くでは流れは強く、沖では弱い。//較的まっすぐな海岸が続いている場所では、沖から来る波の力によって、常に海岸沿いの流れが発生しています。これを(ロングショアカレント:沿岸流)などと呼びます。

エントリー【えんとりー】

水中に入ること。どういう場所で、どういう形で入るかによって多数のバリエーションがあり、それに伴うテクニックの必要性が発生する。ダイビングをするために海に入ることをエントリーといい、その場所をエントリーポイントといいます。

エントリー時間【えんとりーじかん】=潜水開始時間

ダイビングをするために海にはいることをエントリーといい、その時間をエントリー時間(潜水開始時間)という。

エントリーレベル【えんとりーれべる】

初級の講習レベル//ダイバーの世界に入ってくる、あるいは入ってきたばかりの人を表する言葉。一般的には各指導団体のもっとも初級の講習レベルを指す。

煙幕ダイバー【えんまくだいばー】

海底が砂の場所でフィンをバタバタ動かしたがために砂を巻き上げ周囲の視界を悪くする、ハタ迷惑なダイバーのこと。ビギナー、すなわち下手クソダイバーがイコールというわけではなく、要は配慮の問題。マナーをわきまえていないノンビギナーの方がむしろ重傷だ。